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SHIBAYAMA
WORKS
Produced in 2022
2022年に(株)READYFOR に、箱根の気仙大工古民家の建築の事を書きました。その時の第一校の『建築での苦労』の部分です。


2000年後半、箱根神社の湖に建つ鳥居、富士山を眺める、芦ノ湖を望む、この場所に古民家を移築することをに決めました。建築家にも現地を見て意見を聞いた上で、土地を購入をしました。本当に奇跡的でした。
まだまだ若輩者であったため、家を一軒建てた事もありませんし、当然、施主としての経験もありませんでした。でも「そんな若い時期だからこそ、エネルギーを持ってこういう挑戦が出来る時」と、古民家の移築を決意したのでした。
ところが、その竣工時から色々と問題が起き始めました。当時私は48歳でした。2003年建築が始まった当時と竣工の2004年、東京と箱根の地を行き来して生活をしていましたが、施工が進む家に問題があるとはっきりと気がついたのは2007年でした。一緒に建築を進めた設計者と建築チームいたのですが、竣工当時の最初の頃、「山に埋め込んだような形の移築だからコンクリは直ぐには乾かない」といわれたのです。直面した壁とバルコニーとの戦いの始まりでした。












岩手の古民家を見つけたのが2000年。
なんと家を箱根に建てたのが2004年。
問題が発覚し家の復旧工事を頼んみ始めたが2007年。
そして二期工事2018年秋、2019年の2004年から12年間やっとこの瞬間を迎えました。
当時JIAの理事であり神奈川大学の教授である室伏次郎氏(スタジオ・アルテック)の建築デザインです。
22年前の写真を見つけなければならなくなりかなり大変でした。

当時私は箱根の家の疑問を建築家でありJIA理事、神奈川大学教授を兼務していた建築家の室伏次郎氏に投げかけていました。2008年の日本建築家協会のサイトから。

岩手の古民家を計測する事とは別件で大学と岩手の現地で実験を共同で行った。これを知らせられたのは、18年間後の(2001年の件が)20019年になります。当時の古民家ネットより建築研究所の吉田晃氏。
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