top of page
柴山を取材 宣伝会議・1
マルチメディアがどれほど普及しても
人が出会って生まれる感動は普通です。
マッキントッシュでアートも表現も、広告業界からの注目を集めている新進マルチメディア・デザイナー。広告出身でもあり、広告会社に勤務した経験を活かし、新たな広告表現と新たな広告づくりのシステム構築に挑戦する、時代の流れと常に並んだ頼もしいヤツである。
柴山を取材 宣伝会議・ HP
出会わずして企業の宣伝マンに
惚れられたクリエイターがいる

「ヒューレット・パッカード(HP)」で広告宣伝を担当している正野(しょうの)氏が、柴山信広氏の作品に感銘を受けたのは約3年前。当時、雑誌や時計の広告を通して柴山氏の作品を目にし、その時の感動が忘れられなかったという。

その後、柴山氏が所属する広告制作会社にオーディション的に依頼が来るようになり、HPの仕事を任されることになる。正野氏は「柴山さんの感性は、仕事の完成度の高さもさることながら、“近いのが魅力”」と語る。

現場でともに時間を過ごし、ビジネスの場においても柴山氏の人間性が信頼されていく様子が語られており、「彼のような人物はまれに見るオリジン(原点・本質)を持っている」と称賛されている。

柴山を取材 宣伝会議・ハイパークラフト

「マックに憧れ込んで商売をはじめた」と語るハイパークラフト社長安斎新悟氏(右側)。「その波にやってくる人もマックに憧れ込んだ人」(同氏)とは、まずは柴山氏のことか? マックへの使い方では甲乙をつけがたい実践派。今では柴山氏が制作した『バイオ・モルフ・エンサイクロペディア』というCD-ROMもハイパークラフトで販売されている。

柴山を取材 宣伝会議・大広

「コンピューターは人間の想いも、具体的に伝えるためのツールです。そしてコンピューターを使えば、自分で気がつかなかった才能をひき出すトリガーと出会うこともあるはず」と柴山氏。朝日広告社マクセル担当の藤々とも、このような日常創造を共有しているのかもしれない。(左から朝日広告社マーケティング・クリエイティブ局・クリエイティブディレクター八木康一氏、同局マーケティングプランナーの越後谷氏、同局アートディレクター三河原氏)

  • マクセルがこのほど発売したMOディスク。一般ユーザー向けの広告には柴山氏がイメージキャラクターとして登場している。この広告を企画したのは朝日広告社マクセル担当の面々。渋谷プレゼンで勝てたのは、チームワークが良かったから」と柴山氏は強調する。「広告会社は関わる人数が多くて、まるで一頭の巨大な恐竜のよう」と言いつつ、複数の人間が出会って生まれるエネルギーの素晴らしさは、十分すぎるほど分かっている。その上で彼は「広告表現はコンピューターソフトにもつなげるべき」と言い切る。マルチメディア日常創作時代に突入した広告業界のさらなる飛躍のチャンスと、確信しているからではなかろうか。

マッキントッシュでつくった作品をAゼロサイズで出力できるプリンターがあると聞いて、所有者であるハイパークラフトの安斎哲社長を尋ねたのがちょうど4年前。 当時安斎氏は広尾にあるマンションの一室でCD-ROMソフトショップの経営を始めていたが、もとはといえば建築美術の専門家。 「マックのDTP機能を仕事に生かしたい」と、思い切った設備投資をしていたのである。うわさのプリンター“アイリス”は現在でもそれに代わるものが登場していないほどの優れ物。コンピューター業界では特異なハードといえる。それを選び取っていた安斎氏の先見性と判断力に、柴山は尊敬の念を隠さない。それもそのはずで、安斎氏はビジネスマンとしても大きな成功を収めている。 CD-ROMソフトの流通システムをわずか2年で構築し、直営ショップを全国規模で展開。つい先頃は渋谷パルコにもオープンさせた。「安斎社長は。ボクにとってレーダーのような人」と語る柴山氏は、ハイパークラフトにあふれるおびただしい数のCD-ROMソフトから、コンピューターの新たな鼓動を常に感じ取っているに違いない。

柴山氏がイメージキャラクターとして登場している。この広告を企画したのは朝日広告社マクセル担当の面々。競合プレゼンだった。「プレゼンで勝てたのはワークが良かったから」と柴山は強調する。「広告会社は関わる人数が多くて、まるで恐竜のよう」と言いつつも。複数の人間が出会って生まれるエネルギーの素晴らしさは、十分すぎるほど分かっている。その上で彼は敢えて「広告業界はコンピューターソフトにもっと長けるべき」と言い切る。マルチメディア日常化時代こそが広告業界の更なる発展のチャンスと、読んでいるからではなかろうか。

 

 

もともと当大学のサイトが情報の見せ方、デザインに、アトラクティブ性が感じられないで、私の学部だけでも魅力的に見せたいと思い、御社に思い切って声をかけました。結果、予想以上のものを仕上げて頂いて、本当にびっくりしています。そして、次々と私が考えているアイデアをいうと、それをピンポンのようにすぐにはね返していただける知識とデザイン力と取材能力のきめ細やかな動きにすごく助けられました。学生たちにも非常に評判がいいです。本当にありがとうございました。

お宅にお願いして本当に良かったと思います。

本当に頭の中がすっきりするサイトが出来、トップも私も本当に感謝しております。

コーポレートサイトを作るということは、会社の組織を整理整頓していくことだと本当に気がつかされました。

たまにしか合えない部署の人たちや意見の食い違いも、見事柴山さんの提案によって解決できたことを本当に感謝しています。

bottom of page