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AND Shibayama
works
Produced in 2007 2019に断続的
気仙大工の2004年古民家移築再生 ZEKKEI の再工事のガイドラインと作業
(2016と2017年の了解済みメインの工事の実施は建築事務所と工務店。建築研究所は2016年後半と2017年初夏。)
190年もの気仙大工の江戸古民家を移築し修繕をする。
一生に一度だけの人生。そして家を作るなら大半の人は一度だけ。 『家は、暮らしの宝石箱でなくてはいけない』という誰もが尊敬する天才建築家コルビジェの名言があります。 もし家を作るなら皆様もそのようにしたいと願っているかもしれません。 そして家に感情があるとしたらそんな人生を支えたいと願いながら 何世代もここに暮らしてほしいと祈っているはず。
気仙大工の2004年古民家移築再生 ZEKKEI の再工事のガイドラインと作業
(2016と2017年の了解済みメインの工事の実施は建築事務所と工務店、建築研究所は2016年後半と2017年初夏のみ)
190年もの気仙大工の江戸古民家を移築し修繕をする。
気仙大工が建てたって直ぐに分かった
当時、JIA(社団法人 日本建築家協会理事副会長)と神奈川大学建築学部教授の建築家が経営する建築事務所とJIAの建築家の建築補助として古民家に詳しい建築研究所そして箱根の工務店の三社を使って岩手にあった今から約190年以上(その家に住んでいたお爺様の口頭による)も前の堂々とした江戸明治の気仙大工の古民家をその岩手県藤沢町から国内屈指のマウンテンリゾート、箱根ジオパークに2003年移築しリノベーションをしました。民家の確保は2000年の後半でした。
2001年の岩手に存在した古民家。
Survey in 2001
古民家に建築家達を入れて移築した理由
2001年に建築家と建築研究所が岩手で古民家を僕が知っての上で調査をしました。それは初めに❶現地の岩手で分解する前に古民家の現物の柱梁の調査記録をする。❷そのままの設計図を作る。ことでした。❸その上で建築家がどのように箱根に適したリノベーションを施した建築をするのかということで、それが一般の古民家移築であり信頼できる建築家と相談するということです。
建築研究所と話す私。2001年11月11日。前日の11月10日には古民家を調査した。
Built in 2001
2001年に箱根に家を創りたかったのですが名のある建築家にこちらと妻の思いを伝える事に思わず長引いてしまいました。しかし箱根の国立公園にある土地に適した建築物が望まれる事は地震や土砂崩れなどの災害、建築法および様々な施工段階の事に対して是非クリアしている方が良いと思いました。オリジナルの気仙大工の古民家の柱と梁はできるだけ同じように作り直すように依頼をしました。しかし2003年に建築家からの部分見積もりが抜けて家の完全なる材料を忘れていた事が判明しました。急ぎます。それで家を運ぶ段取りは僕の方が岩手の友人にしました。そうこうしてついに2004年に箱根に出来ました。家の確保をしていただいた元の家の岩手県のお爺様とご家族の皆々様、有難うございました。
Built in 2004
建築事務所の現場確認と指示。2004年2月28日。
2003年、家の土台作り。左にある木の枠は地下室への入口。
重さ1,2tもの巨大な梁(岩手から箱根に移動してきた古木)
▶︎を押してください。古民家と同じフォルムと構造。
2004年工務店竣成。庭の中で目立つポールは電力会社と一緒に2011年移動。